715-1 連休明けはゆったりどうぞ
台風とともに9月のシルバーウィークも終わり、今日からまた1週間の始まりですね。
秋の運動会や音楽会などのイベントで、学校のスケジュールがイレギュラーになっているお子さんもいらっしゃるかもしれません。
いつもと違う活動が苦手なお子さんには特に、連休明けの心の揺れもあいまって、落ち着かない気持ちになりやすい時かもしれませんね。
こんなときは、大人も子供もゆったりと構えて、自分の心と身体に目を向けてあげてください。
自分の手で自分の肌に触れて、温かさや柔らかさを感じるだけでも身体がゆるみます。
一人では実感しにくい場合は、どうぞバランスセッションにお越しくださいね。
715-2 大人が聞きたいことを言わせていないか
さて、前回は、子供の気持ちや意見は、聞き手との対話をとおして「つくられるもの」だ、ということを書きました。
子供が自分の気持ちや意見を言うことには、相手の存在が極めて大きな役割を持っているということですね。
逆に言うと、大人がどんな立ち位置を取っているかで、子供の中から引き出されるものが変わってきます。
わたしたち大人は、つい無言の圧力をかけたり、無意識に誘導したりして、「大人が聞きたいこと」を言わせていないでしょうか。
715-3 人と人の間に流れるもの
空気を読むことに長けたお子さんほど、今何を言うべきかを察して言葉を選ぶこともありそうですし、経験の深い大人ほど、自分の経験に合う情報だけを選り分けてキャッチするということもあるでしょう。
子供たちが素直に自分を表現できる場をつくる奥深さについて考えさせられます。
人と人の間に流れるものは、そのつど違います。
よりよい関わりをはかるには、自分の思い込みで相手と向き合うのではなく、常に謙虚に、お互いの現在地を認識していくことに尽きるのだろうと思います。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします