597-1 ▼ 得意なこと、苦手なこと
人にはみな、得意なことと苦手なことがあります。
一方で、学校、特に公立の小学校では、全員が一通りのことができるように育むことが求められる側面があります。
ですからどうしても、得意なことを伸ばすよりは、できないことをできるように底上げしてあげる方向で大人のサポートが入ることが多いです。
だものですから、子供たちは否応なしに、自分のできないところに目を向けるようになります。
597-2 ▼ 得意を伸ばすほうが早くて楽しい
苦手なことが練習によってできるようになることはありますが、多くの場合、苦手なものはどこまで行っても苦手です。
時間をかけて練習して、「まあなんとかできる」くらいのレベルまで行けば上々吉という感じの人が多いでしょう。
それよりは、得意なことを伸ばしたほうが、圧倒的に成長スピードが速いし、やっていて楽しいものです。
どうかすべての人が、自分の得意なことを楽しんで、力を伸ばしてほしいなと切に願います。
597-3 ▼ 誰かが喜んでくれる
自分のことは自分ではわからないものですから、ぜひ周囲の人が、その人の得意なことを教えてあげてほしいなと思います。
自分の得意なことは、きっとどこかの誰かに喜んでもらえます。
自分一人で何もかもできなくても全く構わないのです。
それぞれが得意なことを持ち寄れば、全体が一つになって回り出します。
今何かに悩んでいる子供たち(大人たちにも)に届けばいいなと願いつつ。
本日は以上です。
次回の配信は4/18(月)です。
それでは、また。
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