565-1 ▼ 身体からのアプローチは大人にも当てはまる
昨日は、身体からのアプローチについて書きました。
「身体がそのように動けば、思考もそのように動き出す」という考え方をもとに、衝動的に身体が動いてしまうお子さんへの身体からのアプローチの一例をご紹介しました。
この考え方は、大人にもそのまま当てはまります。
たとえば、「なかなか動き出せない」ことを例にとってみます。
565-2 ▼ なかなか行動できないときは
- 今の状況に安住しがち
- これをやったほうがいいと思っていても腰が重くてなかなか動き出せない
- 「いつか〇〇をやりたい」と思っていながら、〇〇についての行動を何も起こせない
こうしたモヤモヤをお感じの方は少なからずいらっしゃいます。
頭で決めた通りには動かないのが身体というものですが、
「やりたいのに動けない」という思考があると、動けない自分に失望したり自己否定したりして、頭ばかりが焦ることになります。
こういうときにも、頭から動こうとするのではなく、身体から動かしてあげるアプローチが効果的です。
「身体がそのように動けば、思考もそのように動き出す」というわけで、こうしたタイプのお悩みにお勧めなのは、
「身体が自由に楽に動く感覚をたくさん味わう」
ということです。
565-3 ▼ 身体が自由に楽に動く感覚
小さな子供たちは、まるで自分の体重など存在しないかのように、いつも跳んだりはねたり走ったりしていますよね。
彼らはまさに、身体を自由に楽に動かしています(^ ^)
大人になると忘れてしまいがちなその感覚をぜひもう一度、この身体で味わい直してみましょう。
この「自由に楽に動く感覚」を味わうには、ちょっとしたコツがあります。
明日はそのコツをご紹介しますね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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