510-1 ▼ 2021年が終わっていきます
新しい年に向かって、ゆるゆると一年が終わっていきますね。
あなたにとって、2021年はどんな一年でしたか?
自分にとっては、身体の原理原則にもう一歩近づき、今までよりは深く体現することができるようになっただろうか、、、 という一年でした。
自分がいま思っているのは、何かを削って何かをやるのはもうやめよう、ということです。
この連載でも繰り返し、無理をして何かをするのはちょっと違うということをお伝えしてきました。
無理をするのが悪いわけではないけれど、その状態しか選択肢がないというのは、身体本来の自由を欠いています。
510-2 ▼ 大切な何かを削ることで動いてはいないか
現代社会では、基本的な発想が、多少無理をしてでもやるべきことをやるというところにあるように思います。
療育でも、本人の発達段階に合っているかという基準よりは、学校の流れについていくという判断が優先されたり、社会や企業でも、心身がキツくても業務を遂行することが求められたり。
大きな組織や集団の歯車の一つとして滞りなく動くことを最優先にしていると、自分の身体のペースを無視せざるを得ません。
そういうときには、身体が自然に動くというより、過剰にエネルギーを燃やして動かすという形になります。
燃やすためのエネルギー源は、自分の心や身体や、身近なつながりの内側から削り取った大切な何かです。
削れば削るほど減っていきます。
いつまでも続けていられるものではありません。
510-3 ▼ 何かを削らなくても成し遂げられる
繰り返しますが、それ自体が悪いわけではない。
それしか選択肢がないのが良くないのです。
そろそろ、そういう段階は卒業しても良いのではないでしょうか。
自分の何かを削らなくても、何かを成し遂げることはできます。
それは、身体の自然な働きを活かすこと。
身体が自然に動くペースに乗っていくこと。
身体の原理原則に任せて動いていく世界は、身も心も、もっと自由で、もっとのびのびとしています。
来年は、そんな世界をもっと多くの方とご一緒したいなと思っています。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
現在の捉え方が変われば、過去の定義づけも変わり、人生すべてが変わります。
1対1でじっくりとお話を伺う中で、あなたの人生を浮き彫りにします
メッセージはすべてあなたのお話の中にあります
その中から、あなたの才能や生まれてきた意味が見えてくるかもしれません