499-1 ▼ 工事の騒音
今、当方の住むマンションでは大規模修繕が始まっており、家の周囲がぐるりと足場で囲まれ、一日中ドカドカドンドンと大きな音がしています。
日中はそれほど騒音を気にしているわけではないのですが、夜になって工事が終わると、(ああ、今までこんなにうるさかったんだ)と気づき、静寂にホッとするようなことがあります。
499-2 ▼ 気にしていないように思っているけれど、実は
こうした工事の騒音のように、「気にしていない(ように思っている)けれど、実は刺激を受け止めている」ことは、実はわたしたちの生活の中にたくさんあります。
あなたの身の回りでも、なんとなく気になるけれども大したことではない(ように思っている)からそのままにしている、ということがありませんか?
こういうとき、思考は「気にしていない」「大したことではない」と考えているのは、そうしないとその場に落ち着いていられないから、であることがしばしばあります。
嫌な臭いをずっと嗅いでいると、そのうち鼻が慣れて気にならなくなるようなもので、ずっと臭いのでは自分がしんどいから、臭さを感じないように脳が感度を落としてくれるのですね。
でも、臭いがどこかに消えたわけではありませんから、本当は、臭いの発生源を取り除くなりその場を離れるなりしたほうが良いわけです。
499-3 ▼ 違和感
身体のほうでは、自分の周りにある刺激をじっと受け止め続けてくれています。
熱さや痛みのような鋭い刺激は誰にとってもわかりやすいですが、音や臭いのような、じんわり続く刺激には、「違和感」という形で信号を発します。
ちょっとした「違和感」、気にしなければ無視できる程度の「違和感」。
この「違和感」に、どこまで繊細に対処するかで、身体の居心地の良さが変わってきます。
この「違和感」に対する感度は人それぞれです。
療育では、「どれだけ相手の違和感の感度に寄り添えるか」がカギのような気がしている、今日この頃です。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分で自分を大切にする
自分らしく生きることが美しいという時代へ
心と身体のつながりを深め、身体は健康に、心は穏やかに
こういう時代だからこそ、本当に大切にしたいものを選びましょう
自分の身体を心の底から信頼できるようになりましょう
自分で自分の身体をケアしてあげるにはどうすればよいのか、ZOOMでご一緒しましょう
触れ方一つで身体への影響は大きく変わります
あなたがもともと持っているのに気づいていない身体の力を体感してみてください