こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、186通目です。

昨日は配信にお休みをいただきました。ご心配のメッセージをくださったみなさま、ありがとうございました!
おかげさまで回復に向かっております!

さて本日は、最近またコロナの感染者数が増えてきている件です。
長文で、数字がいっぱいで、硬くて読みにくいと思いますが、大事なことを書いたつもりですので、よろしければお目通しください。

186-1 ▼ コロナの感染者数が増えてきていますが

札幌が独自の外出自粛要請を出したとか、東京の感染者が400だ500だと連日最高値を更新しているとか、なかなか不穏なニュースが届くようになってきていますね。

まず、医療現場や保健所など、コロナ対応の最前線で働いてくださっている方々、そして現在治療中や隔離期間中の方々、そのご家族の皆様に、心より感謝とお見舞いを申し上げます。

また、外出時にマスクをつけたり、手を洗ったり消毒をしたりと、感染対策をとってくださっている方も大勢いらっしゃると思います。
療育を必要とするようなお子さんたちは、マスクが苦手だったり、検温・手洗い・消毒のような新しい習慣を身に着けるのが大変だったり、コロナへの不安が強まりすぎて日常生活を安心して送れなかったり、といったようなご苦労があります。親御さんや先生方のご心痛もお察しいたします。

コロナはやはり、我々の大半にとって大きな影響を与える存在であることは間違いないので、一日でも早く、上手な付き合い方が馴染んでくればと思っています。

186-2 ▼ 冷静に計算してみましょう

ところで、大体ニュースで発表するのは「新規感染者」の人数ばかりなのですが、数字というものは角度によって全く見え方が変わってきます。

たとえば東京都が発表しているデータで、11月19日現在、新型コロナによって亡くなられた方は、累計陽性者数に対して1.3%です。新規感染者が500人いたとして、6人の方が亡くなられる可能性があるということです。100人につき1~2人です。
(東京都は全国でも感染者の人数が多い地域なので、全国平均で数字をとれば、さらに率は下がります。ぜひ、ご自身がお住まいの地域の数字で計算してみてください。)

一方、こちらは国のデータですが、がんで亡くなる方は、男性で24%、女性で15%です。男性は4人に1人、女性は7人に1人はがんで亡くなる計算になります。

コロナで亡くなる方は100人に1人。がんで亡くなる方は4人に1人。どちらの数字が高いのか低いのかの判断は、人それぞれだと思います。コロナはウイルス感染でがんは生活習慣が主たる原因という違いもあります。

でも、こうして比較してみれば、「新規感染者が500人を超えました」とだけ言われているのとは、全然違う印象を受けませんか。

186-3 ▼ わたしたちは賢い

コロナと比べると圧倒的に多くの方ががんで亡くなられるのですが、「新規にがんと診断を受けた方」の人数を毎日ニュースで発表するということはありませんね。今日は400人、明日は500人と、速報でスマホに届くニュースの「印象」というものは実に度しがたい。その「印象」に踊らされている部分は誰にも少なからずあるのではないでしょうか。

コロナを軽視しろと言っているわけではありません。今書いているのは、単純に数字の問題です。東京都や国が発表している、誰でも見られる数字を集めてちょっと計算すれば、数字の本当の姿が見えてきます。

コロナ騒動が始まってから半年経って、わたしたちも半年分経験を積んで、半年分賢くなったはずです。ニュース速報で流れる「新規感染者数500人」だけを見ていたずらに不安にかられる必要はないと思います。マスク、換気、手洗い、外部から侵入するウイルスに対する自分の抵抗力を高める、といった対応を丁寧に積み重ねて、冷静に対処していけばよいと思います。

そもそもこの連載を始めたのも、コロナ禍での「不安」の高まりがきっかけでした。何事にも波があります。不安がまた強くなっても当然だと思います。堪え切れない時はどうぞご遠慮なくメッセージをくださいね(^ ^)

本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。