こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、169通目です。

10/30・31とお休みをいただきました。本日からいつも通り配信再開です。よろしくお願いいたします。

169-1 ▼ どこかがつっぱると、引っ張られる

先日、理学療法士でアスリートのパーソナルトレーナーもされている方に、身体のセルフケアを教わる機会がありました。

その方のご指導のもとで身体に触れると、胴体の一部をちょっと触るだけで、小顔になったり、ズボンの太もも部分がパツンパツンだったのがゆるゆるになったり、身幅が細くなったりと、びっくりするくらい身体に変化が表れます。

身体は一枚の皮膚でつながっていて、一部分が緊張やコリでつっぱれば、それに引っ張られて他の部分もつっぱり歪むのだ、ということを、物理的な変化として示してくださる先生です。

169-2 ▼ 課題はそこにはない

先生のご指導で常に共通しているのは、「課題はそこにはない」ということ。

たとえばフェイスラインをスッキリさせたかったら、先生は顔ではなくて胸部に触れます。
気になっている箇所そのものに手をかけるのではなく、そこに影響を及ぼしている・根っこになる部分に手をかけてあげることで、よりスムーズに変化が現れ、全体が整うということです。

顔がむくんでいるということは、身体のどこかに何かの課題があって、そのバランスをとるための答えとしてむくみが出ているのですね。
ですから、顔そのものをいじっても、課題の根幹を何とかしない限り、またすぐむくんでしまいます。

169-3 ▼ 身体の原理原則はすべてに共通します

療育でも、「課題はそこにはない」は非常に大切な観点です。

課題そのものに手をかけようとすると、たとえばすぐにかんしゃくを起こすお子さんに対して、「騒いではいけません」と指導するといった発想になります。

一方、「課題はそこにはない」を実践しようとするならば、この課題の根っこはどこにあるか、その子の心身に問いかけていくことになります。
感覚過敏のつらさがあるのか?人間関係のイライラか?心身をコントロールする力が未熟なのか?生活全体にどんな弱さや苦手さが見られるか?、、、といったようにですね。

身体を体感し、よりよく味わい、知ることで、わたしたちが抱えているさまざまな課題、疑問、問いに対する答えが見えてくる。
そのことをまたひとつ実感できた体験でした。

本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。