こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、150通目です。
150-1 ▼ くらげ&タイヘキ体験会での不思議な話
今日はちょっと話を巻き戻して、先日開催した「くらげ&タイヘキ体験会」の話をしたいと思います。
体験会を、開催したというか、開催するはずだったというか・・・ なのですが、ある意味でとても印象深いイベントになりました。
最近のテーマ「手放す」にも関わってきますので、関係者全員のご快諾の下、エピソードをシェアさせていただきますね。
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10/6の体験会は、不思議と、ご予約の方々が色々なご事情で次々とキャンセルになり、最終的にはお一人だけ(Kさんとお呼びします)がご参加ということになりました。
Kさんは中学生のお子さんがいらっしゃる、穏やかな物腰の素敵なマダムです。瀧本を駅で拾ってくださって、会場までお車でご一緒させていただきました。
会場の駐車場は急な坂道の途中にあって車庫入れが難しいのだそうで、いつも会場のご主人が代わりに駐車してくださっていました。今回もKさんのお車をお任せして、Kさんと瀧本は体験会をスタートしました。
で、十分ほども経った頃でしょうか。
階下の駐車場から、ガシャーン!という聞き慣れない衝撃音が・・・!
ご主人が車の後部をぶつけてしまったのです。
150-2 ▼ 急遽、相互循環セッションに
車は、後ろがべっこりとへこんで、リアガラスは粉々になってしまいました。。。
あちこちに電話をかけるやら、諸々の手続きを確認するやら、修理を手配するやら、皆で忙しく駆け回ります。Kさんと瀧本は一旦会場に戻りましたが、Kさんも動揺されていて(当然ですね)、体験会どころではありません。
そこで急遽、体験会を相互循環セッションに切り替えて、少しでもKさんのお気持ちが休まるように、身体を触らせていただきました。
最初は上体を起こした座位を崩せないほど緊張されていたKさんでしたが、少しずつお身体を任せてくださるようになりました。
ポツリポツリと会話を交わしながら身体に波を通していくと、少しずつ身体がゆるんできます。数か月前から痛みで片腕が上がりにくいとおっしゃっていたのですが、1時間もしないうちに腕も脚も悠々と動かせるようになりました。
そして、施術の途中で急に涙を流される場面がありました。二人でやりとりしていた会話の中の、いくつかの言葉が、Kさんの心を包んだようです。涙をぬぐいもせずに「今の私のテーマはこれだったんですね」と静かにつぶやかれたのが印象的でした。
150-3 ▼ 「流れたい」
施術で触れさせていただいたKさんのお身体は、「流れたい」と言っているように感じました。大人の心身には大体どなたも何らかの滞りがあるものですが、Kさんのように「流れたい」と訴えてきてくれる身体は素直で素敵ですね。
Kさんは学びに熱心な方で、あちこちの勉強会などに参加されているそうで、豊富な知識には脱帽の一言でした。その一方で、もしかすると、知識が豊かすぎて飽和状態になっているのかもしれないな、ということも、「流れたい」の一つかもしれないと感じました。
ここ数日お伝えしているように、アウトプットが先で、インプットが後です。
Kさんは丁寧にインプットを積み重ねてこられたご様子ですから、そろそろアウトプットの時が来ているのかもしれないなと思います(^ ^)
もしかすると、彩り豊かな知識同士がKさんの中でつながって、Kさんを媒介として多くの方同士をつなげていくような、そんな深いつながりが、これから生まれてくるのかもしれませんね。
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と、一連の出来事はこんな感じなのですが、、、
ここからどんな流れを受け取ることができるか、明日はそのあたりを書いてみますね。
(ちなみにKさんのお車については、会場のご主人との間で誠実にやりとりが行われ、滞りなく解決に向かっています。)
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。