こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、131通目です。

131-1 ▼ 部分にフォーカスするのはデメリットのほうが大きい

昨日は、人は全体を連動させるよりも部分を使って分離しやすい、なぜなら人は思考が得意だから、脳の構造的にもそうなりがち、とお伝えしました。

思考に使うのは脳の5%でしかありません。より全体を連動させるためにも、残りの95%にアクセスしていったほうが良い、という話をさせていただきました。

部分にフォーカスすることにもメリットはありますが、やはりトータルで見ると、ほとんどの場合でデメリットのほうが大きいように思います。

たとえば、発達に偏りのあるお子さんは、0か100かの極端な発想をすることがあります。
テストを1問間違えたただけで、「僕はもうダメなんだ、全然できない、死んだほうがマシだ」などと悩み、パニックになったり、学校に行けなくなってしまったりします。

客観的に見ていると、1問ミスくらい大したことではないとか、十分な高得点だとか、アドバイスしてあげたくなりますが、こういう時に言葉で働きかけても聞く耳を持ってくれないことがほとんどです。。。ご本人にとっては天地がひっくり返るほどの大問題なので、周囲で何を言ってもどうしようもないのですね。。

大人でも、ここまで極端ではなくても、ネガティブな思いが心に突き刺さって深く悩んだ経験があるという方は少なくないでしょう。

131-2 ▼ 部分に捉われると全体を見るのは難しい

こういう時には、失敗したという「部分」だけが意識に入っていて、それ以外の「全体」がまるで見えていません。

その失敗を受け止め直して改善につなげることができれば、部分への集中もメリットになりますが、こういう時ってほとんどの場合は、クヨクヨ思い悩んでしまって、次への一歩がなかなか踏み出せないものですよね。。

失敗という「部分」からいったん目をそらして「全体」を見るからこそ、他の対象と比較すればこの失敗は大したことではないと判断することもできるし、明日は明日の風が吹くと気持ちを切り替えることもできるようになります。

このような「部分」と「全体」の関係性は、日常生活のあちこちに隠れています。ちょっと視点を切り替えるだけで、自分が捉われていた「部分」とは別の「部分」が見えてきて、さらに視座を上げると「全体」が見えてきます。

三輪堂がこれまでの連載で書いてきた、不安に対処する方法とか、面白く生きる方法とかといったことも、ほとんどは、別の「部分」を見るか、「全体」を捉え直すか、の観点に集約されます。

131-3 ▼ 部分から全体に切り替える方法

部分ではなく、全体にアクセスすることで、人はもっと面白く、より良く生きることができる、とわたしは確信しています。

5%という部分だけで動くのではなく、残りの95%を含めた全体で動いていこうとした時、使われていない95%にアクセスするための方法が、相互循環セッションであり、「くらげ体操」です。

たとえば先ほどの例に挙げたような、失敗という「部分」に気持ちが捉われてしまった時も、「くらげ体操」をすると、

いつの間にか心の波が穏やかになって視野が広がり、今まで見えなかった別の「部分」や「全体」が見えるようになってきます。

これを瀧本自身も何度も体験していますし、他の方からも同様の体験談を何度も伺っています。

人の心身は本当に面白い、素晴らしいものだなあと思う瞬間です。

本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。