都道府県名を書く課題を取り組みやすくする工夫 後編

目次

434-1 ▼ よくある5つのつまづきポイント

前回は、「47都道府県と県庁所在地を書く」という課題から感じる「よくあるつまづきポイント」を5つご紹介しました。

  1. 地図と白地図を見比べる難しさ
  2. ワーキングメモリの弱さ
  3. 漢字とローマ字の苦手さ
  4. 字を書くことの苦手さ
  5. 同じ作業を続けることの苦手さ

です。

それぞれの状態像や考えられる背景などは前回の記事をご参照ください。

前回の記事はこちら

都道府県名を書く課題を取り組みやすくする工夫 前編

https://sanrindou-members.com/go/5948/

今回は、この5つのつまづきポイントを少しでも楽にできるかもしれない工夫をご紹介します。

434-2 ▼ 負担感を減らす工夫その1

地図と白地図を見比べる難しさを解消するには

地図と白地図の見た目を揃える
地図に白地図を重ね合わせる
県ごとに色分けする
など

見比べたときの差異をできるだけなくす、視線がジャンプする距離をできるだけ短くする、見るべき箇所を印象づける、といったことで、黒板をノートに書き写す場面などにも応用できる考え方です。

ワーキングメモリの弱さをサポートするには

地図と白地図を重ね合わせて県名をなぞり書きする
プリントではなくパズル等で学習する
など

直感的に学習できるように条件を整えてあげることがコツです。
語呂合わせ、色分け、映像教材など、本人の印象に残りやすい方法を工夫するのも良いでしょう。

漢字とローマ字の苦手さ、字を書くことの苦手さを緩和するには

間違えたところは大人が消すまたは斜線を引く
県名を切り貼りする
文字をすぐ参照できるようにする
など

「書く」こともそうですが、「消す」こともハードルの一つ。
間違ったところを「自分が消しゴムで消さなくて良い」ことにするだけで一気に子供たちの手が動き出すことがあります。
文字の参照には、よくある紙の一覧表から探し出すだけでなく、漢字アプリ等の検索性・視認性の高い方法も併用すると良いでしょう。

434-3 ▼ 負担感を減らす工夫その2

同じ作業を続けることが苦手な子には

これまでに挙げた工夫はすべて5のお子さんにも当てはまります。
グループに分かれて、A班は東北地方、B班は関東地方といったように分けて学習するのも良いでしょう。
※学習範囲を区切ってしまうと、47都道府県すべてを覚えられないのではと懸念されるかもしれませんが、むしろ地域に集中したほうが記憶に定着する可能性が高まります。



以上の工夫は1~5の枠組みに分けてはありますが、いずれのサポートも、どんなタイプのお子さんにも当てはまる可能性があります。

お子さんはどこでつまづいていて、負担に感じているのはどこなのか?
すべてのハードルを一気に下げなくても、どこか一か所が楽になれば、別の部分では頑張れようになることもあります。
お子さんのご様子を丁寧に見守りながら、支援内容を柔軟に調整してみてくださいね。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

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ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心をゆるめるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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