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筋トレから見る、ヒトとネコの違い

こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、119通目です。

目次

119-1 ▼ イヌやネコは筋トレをするだろうか

昨日は、外側と内側の話をしました。
まだ持っていないものを外側にくっつけようとするのではなく、すでに持っている内側のものを見てあげよう、ということでした。

たとえば、わかりやすいかなと思うのは筋トレです。
持久力とか瞬発力とか、人はさまざまな力をつけるために筋トレをします。まだ持っていない筋肉を増やして、外側にくっつけて、腹筋を6つに割ろうとします。

でも、イヌやネコは筋トレをするでしょうか?

119-2 ▼ 筋トレをするヒトと、筋トレをしないネコの違い

ダラ~ンと寝ているネコのお腹を触ってみるとプヨンプヨンです。それなのに、スズメがさっと視界を横切った瞬間に飛び起きて、ものすごいスピードで走ったりすごい高さまでジャンプしたりしますよね。

彼らの腹筋が6つに割れているかというと、全然そんなことはないわけです。普段はとても柔らかく、しなやかでいて、必要な時には素晴らしい力を発揮します。

筋トレをするヒトと、筋トレをしないイヌやネコとの違いこそが、外側と内側の違いです。

ヒトは外側にくっつけようとする。
イヌやネコは内側にすでにあるものを使っているのです。

119-3 ▼ 内側にすでにあるもの

療育や教育の現場では、多くの場合、外側に何かをくっつけようとしているように思います。

~~というスキルが足りないから練習する。
~~ができるように学習する。

確かにそういった練習は、スムーズに社会生活を送ったり、学齢にふさわしい学びを積み上げていったりするために必要なことではあります。

でも、それと同時に、子供たちの内側にあるもの、すでに彼ら・彼女らが持っているものを見つめて、その子たちが伸びたい方向に伸ばしていってあげるまなざしも持っていていただきたいなと思うのです。

本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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