こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、100通目です。
100-1 ▼ 今日はクラゲ師匠の講座
本日は月に一度のクラゲ師匠の講座でした。
このLINEでも体験モニターを募集している「相互循環セッション」の稽古をはじめ、さまざまなことを学び、深めた、面白すぎる一日でした。
クラゲ師匠から教わるのは、整体や武学の知見をベースにした身体の原理原則です。
それを療育・育児や人生に当てはめるとどうなるか?ということを発信しているのがこのLINEです。
今日学んだことの中で印象深かったのは「ポジショニング」ということです。
100-2 ▼ 整体ではポジショニングが大事
相互循環セッションは相手の身体を揺らす施術です。一種の整体のようなものとイメージしていただくと近いかなと思います。
このセッションを行う時には、施術をする人と受ける人との位置関係、つまりポジショニングが何より大切です。
施術をする人の姿勢に無理があると施術を長く続けることはできませんし、やればやるほど疲れます。施術を受けた側は身体が楽になるかもしれませんが、施術をする側はしんどくなる一方で、やりすぎれば身体を壊してしまいます。
このポジショニングは、【施術を始める前】に決めることが大切です。
相手の身体に触れる前に自分の身体の調子や立ち位置を整えないと、自分の身体に無理をして施術を行うことになります。
100-3 ▼ 人間関係もまずはポジショニングから
これは人間関係にもそのまま当てはまります。
たとえば、療育施設などには、とても献身的な先生がいらっしゃることがあります。「~~ちゃんを何とかしてあげたい」という思いのあまり、ほとんど自己犠牲の精神で支援に取り組まれるほどの方々です。
親御さんにもそういう方がいらっしゃいますね。ご自身の身を顧みずに、お子さんのためにできることは何でもしてあげたいと努力されます。
ここでも大切なのは「ポジショニング」です。
相手と関わる時には、まず自分が悪影響を受けないように、自分の立ち位置をしっかりと定めてから始めることです。
誰かのために全力で関わってあげたいと感じるのは素晴らしいことだと思いますが、そのことで自分が体力をすり減らし、自分の人生が消耗してしまっては元も子もありません。
自分自身の基盤がしっかりしているからこそ、療育も育児も、仕事も人生もうまく回るのです。
相手に対して自分が安定できる土台をポジショニングしてから、相手と関わる。
それが、無理なく、持続的に、お互いに整って成長し合える関係を築き合うための、最初の一歩です。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。