こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、72通目です。

72-1 ▼ 左右の使い分けが導くもの

昨日は、身体の左右の使い分けに苦手さがあるお子さんについて書きました。

専門的には左右の分化と言いますが、この分化が進んでいないと、身体操作の不器用さや、並んでいるものの違いを区別することが難しい、といった課題が生まれてきます。

同時にこれらの課題は、社会生活においても、いくつかの選択肢を見比べて選び取る、といった活動への難しさとして表れてきます。

見比べて認識する力に弱さがあるお子さんは情緒的な不安定さがあることが多いと昨日お伝えしましたが、それはこういった、「選び取る」すなわち「自分の意思を示す」ことの難しさから来ている可能性が高いです。

72-2 ▼ 左右は非対称

このように人の心身にとって「右と左」の区別は大変意味の大きな存在です。

わたしたち大人はごく当たり前のように、片手でお箸を持って片手のお茶碗からご飯を口に運んだり、片手で紙を押さえて片手で鉛筆を動かしたりしていますが、実はこれらの行動の一つひとつが、わたしたちの物事の捉え方、在り方を左右している(文字通り)のですね。

その右と左ですが、、、
わたしたちの身体は、パッと見は左右対称のようでいて、実は左右非対称です。心臓が左側にある、肝臓が右側にある、といった臓器の落ち着き方をはじめ、顔だって手だって脚だって、よーく見れば左右で形が細かく違います。

72-3 ▼ 身体の左右の役割の違い

身体の左右の違いは、見た目だけではありません。
じつは役割そのものも異なっています。

身体の左右が主に担っているのは、

右側は、出る働き。
左側は、引く働き。

このように分かれています。

ですから、人が身体の左右を均等に使うことができないのは、ある意味では当たり前です。小さなお子さんに手の動きを教える時など、頭の片隅に置いておいていただくと良いかなと思います。

 

本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。