323-1 ▼ 身体からのメッセージと仮定してみよう
昨日は、ふとしたきっかけで思い出した本のことを書きました。
昨日の記事はこちら
津守真先生の乳幼児精神発達診断法からの学び
https://sanrindou-members.com/go/5030/
全く関係のない話(馬の話でした)をしていたときに急にこの本のことを思い出したのですが、 こういうひらめきや思いつきを、身体からのメッセージだと仮定して捉えてみると、色々と面白い展開が起こります。
323-2 ▼ 頭で考えた答えと身体が出した答えの違い
いったいに現代人は取捨選択が直線的です。
正解を選び、最短で一直線に成功するのが、世間的には良いことだとされています。
でも、ここでいう「正解」とは、頭で考えた正解です。
以前、156~158通目あたりで、選ぶ力、決める力が大切だと書きました。
それにもつながるのですが、
「選ぶ」「決める」ことは、頭だけで考えたときよりも、判断の軸が身体の深くを通っていればいるほど、より精度が高く、自分自身が本来ありたい様子、行きたい場所に近づけるようなものになります。
深いところを通っているものほど表面からは見えにくくなるのが当たり前であるように、ひらめき、思いつき、判断、答え、といったものも、身体の深くから出てきたものであればあるほど、表面的な思考では意味がわからないもの、頭で考えていたら到底思いつきもしなかったもの、であることが多いです。
323-3 ▼ 身体の声を信頼して受け取ろう
瀧本が本を思い出したことについても、自分では「急に思い出した」と捉えているわけですが、おそらく脳の中では色々なものが結びついてこの本のタイトルを表層に浮かび上がらせているはずです。
それが、一見すると筋が通っていない、理屈に合わないように思われる観念だったとしても、「意味がわからない」「関係ない」などと切って捨てないほうが良いです。
頭では「意味がわからない」かもしれないけれど、頭の28万倍の情報(164通目参照)を処理できる身体にとっては「おおいに意味がある」ことなのですから。
それは、あなたの身体がせっかく引き出してきてくれたひらめき、おそらくあなたの中にある何かの問いに対しての答えです。
あなた自身の身体の声を、ぜひ信頼して、受け取ってあげてください。
何か面白い展開が起こるかもしれませんよ。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします