310-1 ▼ 性教育の専門家同士の対談
先日、クラブハウスで、性教育の専門化×発達障害のお子さんの性教育の専門家、のお二人の対談を聞かせていただきました。
常時100人前後の方が視聴されていたようでしたので、このLINEにご登録の方の中にも同じ対談を視聴された方がいらっしゃるかもしれませんね。
そのお二人のお話を聞いて、確かになあと深く頷かれたポイントがありましたので、シェアさせていただきます。
310-2 ▼ 一番の土台になるのは
それは、 【何をするにも、一番の土台になるのは関係性】 ということです。
性教育とは、日本の大多数の大人にとってはなかなか関わりづらい、少し身構えるような存在ではないかと思います。
日常生活の中で性についてフランクに語り合えるご家庭というものは相当少ないでしょう。
で、先述のお二人が言われるには、いざお子さんが第二次性徴を迎えたり、性的な課題を抱えたりしてから初めて性について説き聞かせようとしても、それではなかなか伝わらないのだ、と。
日常生活の中で、お子さんが幼い頃から、親子がそれぞれの思いを伝え合える土壌がつくりあげられていなければ、いきなりセンシティブな話題である性について語ろうとしても、伝わるわけがない、ということでした。
310-3 ▼ すべてに言えること
これは本当にその通りだと思います。
性教育に限らず、どんな人間関係においても、何か問題が起こってからいきなりそれに向き合おうとしても、なかなかうまくいかないものです。
たとえばお子さんが急に学校に行きたがらなくなった、自室に引きこもってしまった、そうなってからいきなり親子の対話を持とうとしても、なかなか糸口がつかめな いことが多いです。
もちろん、いつ向き合うことを始めたとしても、遅すぎるということは決してありません。
始めないより何百倍も素晴らしいことです。
と同時に、やはり、本当に心の糸がほぐれていくまでにはそれなりの時間がかかります。
何に時間がかかるかというと、それこそが「関係性の構築」です。
小さい頃からずっと積み上げていくか、大きくなってからスタートするか、その違いでしかないわけですが、何につけ、今のうちから何でも話し合える関係性を築いていくことが、遠回りで地道ながら、円滑な人生の一番の秘訣なのだろうな、と思ったことでした。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。