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息子の視力検査から思う、集中するときの身体

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304-1 ▼ 息子の沈黙

今日は眼科に行って、息子の視力検査を受けてきました。

検査は例のCのマーク、ランドルト環のどちら側が切れているかを答える定番のものでしたが、息子の様子を見ていてなるほどと思ったのは、自信がないときにはなかなか答えようとしない、ということ。

わたしもあまり詳しくは知らないのですが、あの検査は、2秒以内に答えたものだけが採用されるらしいのですね。
なのであまりじっくり考えて答えても意味がないのですが、息子は技能士さんに促されてもなかなか答えようとしません。

沈黙が続いてしまって、技能士さんも困惑する、母もどこまで口出しして良いかわからないので迷う、そんな時間が続きました(^ ^;)

304-2 ▼ 一点に集中しているときの身体の状況

本人いわく、見ていると輪がブレてしまって映像が固定されないので、答えようがない(意訳)、のだとか。
物事を厳密に解釈するタイプの子にありそうなパターンだなあと納得してしまいました。

正解しなければならないものではない、パッと見てこうと思った方向を答えればいい、などと促したのですが、結局なかなかうまくいかず、今日の検査は終了しました。


視力検査のような「一点を集中して見つめる」という動作を続けていると、視野が狭くなっていきます(それがつまり一点に集中するということです)。
また、視点を固定するため、頭~首~肩を中心に身体が緊張します。

視野が狭くなる、身体が緊張する、ということは大切な現象であり、ネガティブな意味を持つものではありません。

が、今回の息子のように(検査に正解しなきゃ)などと焦っていたりすると、ますます心身が追い込まれ、過剰に身体が固まってしまいます。

そうなってくると、身体本来の能力を発揮するところからは遠ざかってしまいますね。

304-3 ▼ 身体をほぐしてみると

大人がスマホやパソコンのような小さな画面をじっと見つめているときも、同じように視野が狭くなって身体が緊張しています。

集中するときには良いですが、新しいアイディアを出したり、何か新しいものを作り出そうとしたりするときには、少し身体をほぐして視野を広げてあげてからのほうが、身体的には良いコンディションになります。

視力検査でも、いったん検査用の眼鏡をはずして、肩や首を動かして緊張を解いてから、もう一度チャレンジしてみたら、少し違った結果になったかもしれないなあ(それだと正確な検査とみなされないのかもしれませんが)、、、

などと思った今日一日でした。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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