こんにちは。三輪堂です。面白く生きる連載、246通目です。
246-1 ▼ 日常所作も、触り方ひとつで
一日お休みをいただきました。本日から配信再開です。どうぞよろしくお願いいたします(^ ^)
前回245通目では、手のひらワークの触り方ひとつで効果が違うことを書きました。
これはワークのときだけではなく、日常生活のあらゆる所作に言えることです。
246-2 ▼ 所作の反射を身体が受け取って変化する
わたしたちは日常生活で何かと手を使います。
たとえば手のひらで机をバンバンと2~3回叩いてみると、机の表面の硬さを受け止めるために手のひらの皮膚が緊張して、打撃の痛みを感じるとさらに緊張して、力強く打ち付けるために腕の筋肉が緊張して、手も腕も固くなるのを感じませんか。
このように、ものを乱暴に触っていると、手にも乱暴な反射が来て、身体の内部の組織が身構えます。乱暴な反射に耐えられるように、しっかり自分(組織自身)を固めてくれるのですね。
逆に、丁寧な所作をすると、その繊細な反射を受け取るために、身体の内部の組織もその繊細さと同質になります。
親御さんから、生活音を立てないようにとか、バタバタと乱暴に動かないようにとかと指導されたご経験のある方もおられるかと思いますが、それは結局、乱暴な所作をしていると自分の心身もその通りになっていくよ、ということを伝えてくれていたのですね。
手のひらワーク(242通目参照)で身体のつながりが良くなって楽になるのも、原理原則は同じことです。
246-3 ▼ どちらを選びたいか
身体はゆったりとのびやかなほうが楽ではありますが、固まっていることも悪いことではなく、身体が状況に対応しようとして変化してくれているということ。
いま現在の自分の身体の硬さ・柔らかさは、周囲に適応するために身体がとってくれているベストなポジションであるはずです。
状況に応じて身体は変わるし、身体が変われば状況も変わります。
これから先、自分の身体も心も、荒っぽさに耐えられるように固めているほうが良いか、それともつながりを良くして繊細にゆるゆると揺れ動くような心身のほうが良いか?
もしゆるゆるのほうを選びたいなら、手のひらワークはお役に立つことと思います。
ご興味があればメッセージください。ぜひZOOMでご一緒しましょう。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。