療育施設で働きたいと考えている方から、読んでおいたほうがいい本はありますか?とご相談をいただきました。

その方は、今まで療育や保育等に関わったことがなく「全くの初心者」とのことでした。

そこで、全くの初心者の方にまず読んでいただくと良いかな?と考える本をご紹介します。

 

 

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<心構えを作る上で役に立つ本>

 

まずお勧めしたいのは、佐々木正美(ささき・まさみ)先生の著作です。「正美」先生というお名前ですが、男性の先生です。

たとえばこれ。↓
 

「子どもへのまなざし」 佐々木正美 福音館書店 

 

佐々木先生は児童精神科医で、支援プログラムの一つ「TEACCH(ティーチ)」を日本に紹介した方として知られています。

臨床経験の豊富な、素晴らしい人格者です。

子供たちと向き合う姿勢を自分なりに築いていく上で、この方の著作はとても参考になると思います。

ちなみにこの「子どもへのまなざし」は、「続 子どもへのまなざし」「完 子どもへのまなざし」の3冊セットになっています。いきなり3冊購入して読むのは難しいかも?という方は、まずは最初の「子どもへのまなざし」を読んでごらんになることをお勧めします。

 

 

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具体的な支援方法については、実際にどんなお子さんがいらして、どんな個性を持っていて、どんな困り感を抱えているか、という具体的な事例から本を探していくのが一番だと思いますので、初心者向けのページからは割愛します。

それ以前に、発達障害についての基本的な考え方や、一般的な支援の姿勢などを学ぶためには、こんな本があります。

 

 

<発達障害について全体的にまとめて学べる本>
 

「発達障害の子にちゃんと伝わる言葉がけ」 佐々木正美 株式会社すばる舎

 

発達障害の子供たちへの言葉づかいには気をつけるべきポイントがいくつかあります。それをしっかり説明してくれる本です。発達障害の特性を理解することにつながる説明もたくさんあり、初心者にもベテランにもお勧めできます。

声かけに関する書籍は他にもたくさん出ているので、書店でパラパラめくってみて、自分が読みやすいと感じたものを探していくのも良いと思います。

 
 

「発達障害と子どもたち アスペルガー症候群、自閉症、そしてボーダーラインチャイルド」 山崎晃資 講談社+α新書

 

山崎晃資(やまざき・こうすけ)先生のご本です。発達障害について全体的におさえてあり、説明もわかりやすく、入門書としてお勧めです。先生の穏やかなお人柄が伝わってきて、読後感も温かい一冊です。

 

 

 

今後も著書を追加していきます。ひとまず今日はこのへんで。