652-1 かつて中途採用でご縁があった方の話
今日は2022年の7月1日、下半期の始まりの日です。
今日はちょっと個人的な話をさせてください。
わたしは以前、ある企業の人事採用を担当していました。
ある方が中途採用にご応募くださり、ご縁があってご一緒することになり、やがて数年ののちに、その方は退職されました。
退職理由は、キャリアアップのためのポジティブなものです。
社内での経験を積むうちに、ある分野の仕事を突き詰めていきたいという思いが芽生え、そのためによりふさわしい場がある企業に転職した、という形でした。
そうして転職された企業に、その方は10年勤められ、この6月末で退職されたそうです。
今度はまた新しい仕事にチャレンジしていかれるそうなのですが、、、
652-2 無数の人とのご縁
その方のSNS投稿でこのことを知り、なぜか胸が震えました。
ほとんど泣きそうになったくらいです。
その方と特別親しくしているわけではなく、お互いのSNSをチラチラと覗き見るくらいで、10年の間ほぼ没交渉だったので、自分の感情がこんなにも揺れ動いたことに、自分で驚きました。
強いて言えば、人は変化していくのだなあ、という感動、とでも名付けられるかもしれません。
それで、今まで自分の中でなんとなくぼんやりと考えていたことがあるのですが、この方の投稿をきっかけに、思い切って踏み出してみようと思います。
LINEでの連載を650回以上書いてみて、LINEの枠組みで文章を考えることにだいぶ慣れてきた感じがするので、今度はその枠組みを出て、もっと深いところまで、読者の方も自分自身も発展できるような形になればいいなあと思っています。
652-3 一瞬のために真剣に
わたしは、療育情報のキュレーター(と言うのもおこがましいですが)として、かなりの人数の方に自分の情報発信を見ていただいています。
ほとんどの方はTwitterなどで情報をご覧になるだけ、直接やりとりさせていただくのはそのうちの何割かの方です。
でも、自分とほんのわずかでもご縁をつないでくださった方が大勢おられるという事実が、改めて胸に迫ってきました。
身の引き締まる思い、ほとんど恐怖に近いような思いです。
仮に一度でも二度でも、当方の情報発信をご覧になった方がいたとして、そのわずかな触れ合いの一瞬が、その方の人生に値するようなものであってほしいと祈りつつ、そうであれるように、自分自身も精一杯に進んでいこうと思う次第です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。