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お勧めのお手伝い「上履き洗い」

目次

562-1 ▼ お勧めのお手伝いは?

子供にどんなお手伝いをさせるのが良いですか?

というご質問を時々いただきます。

お子さんの年齢、発達段階、心の余裕、身体の使い方、ご家庭のご都合、等々によって事情は異なるのですが、身の回りのことがある程度自分でできるお子さんにお勧めなのは「上履き洗い」です(^ ^)

上履きは、園や学校、教室で、どんなお子さんもほぼ必ず使用しますね。

上履きを適切に管理することは、身辺自立に向けた大切な一歩になります。

実は、意外と多くのご家庭で、お子さんの上履きを親御さんが洗ってあげているのですね。

理由を伺うと「特にないのですが・・・」という感じで(^ p ^)、おそらく小さい頃からの習慣がそのまま流れで来ているお宅が多いのかなと思います。

お子さんの側に支障がなければ、「自分のことは自分でやる」第一歩として、ぜひチャレンジしてみていただけたらと思います。

562-2 ▼ 上履きの洗い方

初めてチャレンジするお子さんがつまずきやすいポイントをピックアップしてご紹介します。
お子さんに合わせて、ご家庭流に指導方法をアレンジしてみてくださいね。

1.洗剤

洗剤をたくさんつけるほうがよく落ちると考える子が多いようです。
つけすぎると流すときに大変になるので、適量の見本を示してあげましょう。

2.手の使い方

ブラシの持ち方・こする力加減・こする方向・靴の支え方など、大人が見本を見せながら教えてあげましょう。
たとえばバレエシューズ型の上履きの場合、甲を横切るゴムの部分を洗う時には靴の内側に手を入れてゴムを支えるなど、両手を上手に使い分けていきましょう。

3.手順

こする手順は、裏側→内側→外側→ゴムの部分、といったように、毎回同じ流れにするとわかりやすいでしょう。

4.すすぎ

流すときは、すすぎ残しのないように。
手で触ってぬるぬるしないかどうか、すすぎの水に泡が混じらないか等で確認しましょう。

5.道具と場所の片付け

洗うことに集中すると、その後の片付けを忘れがち。
靴だけでなく、道具や洗い場の周囲もきちんと片づけましょう。
ここまでできてこそ、本当の身辺自立です。

562-3 ▼ 責任感の芽生えにも

はじめのうちは時間がかかったり洗い残しがあったり、周囲が水浸しになったりするかもしれませんし、隅々まできれいに洗うというより洗う練習くらいにとどまるかもしれません。

最初は親御さんが仕上げをするくらいのお気持ちで、片方だけでも一部だけでも良いので、お子さんが「ここまで自分でできた」と思えるようにサポートしてあげてください。

上履きを自分で洗えるようになると、自分の持ち物に対する責任感が芽生えます。

週末に持ち帰るのを忘れなくなった、靴を大事にするようになった、上履きだけでなく外履きも洗うようになった、玄関で家族の靴を揃えるようになった、等々、上履きから波及してさまざまな良い影響が生まれることもあります。

最初から完璧を目指さなくて良いので、将来の自立に向けて、少しずつ練習していけると良いですね。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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