こんにちは。三輪堂です。面白く生きる連載、254通目です。
254-1 ▼ 感情はエネルギー
前回は、ネガティブな感情を、身体を動かしてバランスをとった話を書きました。
この連載のはじめのほうでお伝えした「感情ボックス」のところでも何度か書きましたが、【感情はエネルギー】です。
ポジティブな感情であれ、ネガティブな感情であれ、ひたりすぎてしまうと、自分の大切なエネルギーを浪費することにつながります。
感情ボックスに入れて水に戻す(=何にでも使えるエネルギーに戻す)のもよし、身体を動かしてバランスをとるのもよし、
そのときの自分に合ったやり方で、感情とうまく付き合っていけると良いですね(^ ^)
254-2 ▼ 怒りは大きな原動力
感情はわたしたちを動かす原動力です。
わかりやすいのは「怒り」でしょうか。
療育のご相談でも「息子が腹立ちまぎれに壁を殴って穴を開けた、家具を壊した」なんていうエピソードをちらほら伺うことがあることからもわかるように、怒りはとても大きなパワーです。
この大きな力を方向転換させてあげると、大きな物事を成し遂げる原動力になります。
ところで、わたしたち大人は、怒りをむき出しにしてはいけないという思い込みがあるように思います。
療育現場でも、「怒りをコントロールする」方法を教えたりしているように、大人もどちらかというと自分の怒りを「鎮め」たり、「押し殺し」たりして、人前にさらさないようにすることが多くないでしょうか。
254-3 ▼ 怒りを活用するポイント
怒りに押し流されてワアワアと騒いでしまうと、それはエネルギーの浪費につながってしまいますし、といって押し殺して自分の中に鬱屈させるのも、ちょっとしんどいですよね。
怒りは、自分自身の今の立ち位置を示す指標のようなもの。
怒りをうまく活用してあげると、自分の現在地もよくわかりますし、大きな推進力も得られます。
怒りをうまく活用するポイントは【否定しない】ということ。
怒りの感情を否定しない。怒っている自分を否定しない。
まずはその視点に立ってみると、自分の怒りに対して、今までとは違った関わり方が見えてくると思います。
一人ではどうしたらいいかわからない、という方はどうぞメッセージを投げてくださいね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。