こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、182通目です。
182-1 ▼ 意識しないと見えづらいのが身近な人の〇〇
ここ数日、「良いところを見る」という話をしていますが、実は、
【良いところってなかなか見つけられない(こともある)】
というお話を今日はひとつ。
自分についてであれ他人についてであれ、欠点は不思議とすぐ目につくものですが、それに比べると良いところはなかなか見えてきません。
特に身近な人の良いところは見えにくいもの。
長年連れ添ったご夫婦だとか、親子兄弟だとか、いつも一緒にいるビジネスパートナーだとか、自分にとって近しい人であればあるほど、その人の良いところは、意識して探そうとしないと見えません。
「意識する」ということは、そこにエネルギーを注ぐということ。
つまり、良いところを見つけるにはエネルギーが要るのです。だから見つけにくい。
場合によっては、「よし、やるぞ!」と勢いをつけたり、誰かと一緒にやったりしないと、良いところ探しができない人もいるかもしれません。
182-2 ▼ 無理をする=エネルギーが集まる
身近な人の良いところを見ること以上に難しいのが、自分の良いところを見つけることです。
何度か書いていますけれども、自分の良いところは、たいていは自分にとっては当たり前で自然なことなので、なかなか気づくことができません。
人は、どこかに無理をしていると、そこに意識が集まり、気づきやすい状態になります。無理をしているということは、余計なエネルギーを使ってでもそこを活動させようとしているということなので、エネルギーが集まるから気づきやすくなるのですね。
肩に無理がかかって(=エネルギーを集めて)肩が凝るからこそ肩の主張に気づけるので、肩こりもなく痛みもなくスルスルと楽に動かせる時は、肩を意識する人はほとんどいないはずです。
同じように、自分の良いところは、自分が無理なくできる=エネルギーが滞らないので、気づきにくいのですね。
182-3 ▼ 無理なく自然にできることこそが
本当は、余計なエネルギーをかけずにスルスルとできることこそが、ありのままの美しい姿です。
水が流れるように、呼吸をするように、自然にできていることが、誰にとってもきっとあります。
あなたの良いところはどんなところでしょうね。
たぶん、周りの人はみんな、あなたの良いところに気づいていて、あなただけが、あなたの良いところを無視してしまっているかもしれません。
どうしても自分一人では自分の良いところに気づけそうもない、という方はメッセージくださいね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。