デジタルツールを創造の道具として使うための最初の一歩の提案

目次

295-1 ▼ デジタルツールに慣れるために

前回は、新年度からは生徒一人に一台のデジタルツールを使うことになる(理論上は)、という話をしました。

前回の記事はこちら

GIGAスクール構想からデジタルツールの使い方を考える
https://sanrindou-members.com/go/4794/

環境だけは整ったとしても、やはり最初のうちは大人も子供も手探りで学習を進めていくことになります。
学校で困惑しないように、ご家庭でもできる範囲でデジタルツールに触れさせてあげて、慣れていけるといいなあと思っています。


で、「慣れる」ということでいくと、、、
実際のところ、親御さんのスマホなどを触り慣れている子供たちも多いですよね。

多くのお子さんは、動画、ゲーム、オンラインでのやりとり(ZOOM授業やオンラインゲームなど)、メールやLINEのやりとり、といった体験を持っていますし、プログラミングのスクールなどに通っている方もいます。

大人顔負けにツールを使いこなせるお子さんもいて、そういう子はたぶん学校でも困らないでしょうから、ぜひそのままご自分の道を突き進んでもらいたいなと思います(^ ^)

以下の記事は、【親御さんのスマホやタブレットを使って動画やゲームで遊ぶくらいはいつもしているが、それ以上の体験は少ない】、というお子さんを対象にして書いてみています。

295-2 ▼ 最初の一歩、の次の一歩としてお勧めなのは

動画やゲームで遊ぶことは、デジタルツールを使う入り口として良いと思います。
と同時に、これだけでは、与えられた構造を享受する姿勢にとどまり、ツールの真の良さを活用するには遠く及びません。
子供たちにはぜひその一歩先の体験をさせてあげたいところです。

次の一歩としてお勧めなのは、プレゼンテーションアプリや写真加工アプリです。
たとえば自分の好きなものの写真を撮って配置するとか、その説明文を入力するとか、写真に文字を入れるとか、そういった加工を試してみましょう。

文字入力は、フリック入力、五十音タップ、音声入力など、さまざまな方法があります。
お子さんが無理なくできそうな方法を試してみましょう。
文字の読み書きや言語表現が難しいお子さんには、何を表現したいのかを一緒に探しながら大人が入力して、色やフォントやレイアウトなどをお子さんにお任せしてみましょう。

大人がSNSに投稿する画像に近い見た目のものができるので、この活動を喜んでくれる子は多いです。
作った画像やファイルを印刷して冊子状にしたり壁に飾ったり、お友達同士で紹介し合ったりなど、いろいろ発展できますね。
(※SNSへの投稿を希望するお子さんもいるかもしれませんが、メディアリテラシーや保護者の価値観も関わってくるため、本記事では触れません。)

また、もしやる気のあるお子さんがいれば、キーボード入力の練習をしてみるのもお勧めです。
大人がカチカチとキーボードを打つ様子に憧れを抱いているお子さんは案外と多いもの。
子供たちにとって「かっこいい」ことはとても大切な価値観ですから、張り切って練習してくれるかもしれません。

音声入力やフリック入力でも十分かもしれないのですが、やはり長い文章を作る際のキーボード入力のメリットはそうそう簡単にはなくならないだろうと思います。
文章がすらすら打てるようになると、指先からのアウトプットが思考力を引き出してくれるようになります。

295-3 ▼ 遊び感覚で楽しもう

新しいスキルを身に着けるために一番大事なのは、遊び感覚で楽しむことだと思います(^ ^)

新しい道具の使い方を教えると、子供たちは勝手にそれで遊び始めるものです。
シャープペンシルの仕組みを教えたらずっとカチカチ芯を出したり引っ込めたりしているとか、金づちの使い方を教えたらずっと釘を打ちまくっているとか、そんな様子に覚えがある方もいらっしゃるのでは。

デジタルツールにおいても、たとえばコピー&ペーストの仕方だの、画面のスクリーンショットを撮る方法だのを教えてあげると、きっと勝手に遊び始めるでしょう。
それらの遊びの中で、いつの間にか教えてもいないことができるようになっていたり、「~~をやってみたい」という方向性が出てきたりします。
ご家庭ではぜひ、その芽生えを大事にしてあげてほしいなと思います。

学校ではおそらく、こういうスキルを使ってこういう課題を構築しよう、という枠組みの中での活動が中心になるでしょう。
自由に遊びながら何かを見つけていく、その見つけた何かを大人が拾って育んでいく、というほどのゆとりのある活動は、一般的な学校では難しいだろうと思います(時間的にも、人数的にも)。

学校の活動も大切にしつつ、すべてを学校に任せきりにするのではなくて、自由な育みをご家庭でもやっていけたら素敵だなと思います。


当然のことながら、親御さんのデジタルスキルにも差があると思います。
お子さんへの関わりをどうしたらいいかよくわからないという方は、ぜひオンラインセッションでご相談ください。
具体的なアプリ名などもお伝えしつつ、お子さんに合わせた「遊びながらの学び」をご提案できればと思います。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

  • 療育のセカンドオピニオンが欲しい方
  • 一般的な療育支援分野とは違う角度からアドバイスが欲しい方
  • 漠然とした不安や言葉にしづらい”何か”があってクリアにしたい方

ぜひ一度「オンラインセッション」にお声掛けください。
育児・療育は親子の育ち合いです。お子さんのお話だけでなく、親御さんのお話を伺うことも大切な時間です。
うまく書けない・しゃべれないと思う方もご安心ください。ゆっくり丁寧にあなたの中にある”何か”を引き出します。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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