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こだわりに対応する時の考え方

目次

自閉症のお子さんのこだわり

自閉傾向のあるお子さんには、生活面でさまざまなこだわりが見られることがあります。

時には、スムーズな日常生活の妨げになるほどの強いこだわりが現れることも。

こうしたこだわりには、ご家庭のご事情やお子さんの発達特性によって、個別具体的な対応を調整していきたいところです。

この記事では、こだわりにどう対応すべきか、ベースとなる方向性を考えてみましょう。

こだわり対応の基本的な考え方

こだわりはお子さんにとっては大切なものだと認識する

こだわりは、お子さんの安心感につながっている可能性があります。

他者から見れば困った行動かもしれませんが、ご本人にとっては大切な心の拠り所であったり、不安ばかりの世の中でたった一つ頼れる「確かなもの」であったりします。

ですから、お子さんのこだわりに向き合うときには、「困った行為を取り除く」というスタンスではなく、「お子さんの閉ざされた世界をそっとノックして、多数派の世界に向かって扉を開いてもらう」という心持ちで見守っていただくと良いのかなと思います。

こだわりを崩す練習は、お子さんが落ち着いて過ごせていて、環境変化も少なく体調も良い時に、様子を見ながら丁寧に進めていきましょう。

緊急度の高いものを一つ選び、方針を変えない

すべてのこだわりを一気になくそうとすると、お子さんの心に強い負担を与えてしまいます。

特に緊急度の高いこだわりを一つ選んで、まずはそこから集中的に練習していくと良いでしょう。

一つのこだわりに対して練習を始めたら、基本的には、その対応方針をいつも変えないようにするのが望ましいでしょう。

あるときにはこだわりが許され、また別のときには許されない、といった対応の揺れが大人の側にあると、お子さんの混乱を招きます。

大人も大変なときがあるとは思いますが、一度練習すると決めたら、できる限り貫いてみてください。

アプローチの切り口3つ

まずは日々の生活の安定と、お子さんが落ち着いて過ごせる環境を整えることを最優先にしましょう。

その上で、アプローチの切り口は以下の3つです。

  1. お子さんが持っているこだわりや習慣を時々揺さぶってあげること
  2. あらゆるタイミングを捉えて人と相互のやりとりをする喜びを感じさせてあげること
  3. そのためのツールとして言葉(もしくはその代替となるもの)を教えること

このようなところから練習していくと良いのかなと思います。

こだわりとはほどほどに付き合おう

わたし個人としては、こだわりは必ずしもすべて否定しなくても良いと考えています。

生活に支障のない範囲であれば、ご本人の好きなように行動させてあげるのも一つでしょう。

ただ、自閉傾向の強いお子さんの場合、こだわりを始めとするさまざまな特性が日常生活の幅を狭めてしまうこともしばしばあります。

ご本人の思い通りにこだわることを続けると、自分で作ったこだわりの壁から出られなくなってしまうことも考えられます。

生活の幅を広げ、新しい可能性を味わってもらうためにも、幼いうちから大人が色々な働きかけを工夫してあげるのは大切なことと言えるでしょう。

大人自身も無意識にお子さんのこだわりに引き込まれてしまうことがありますので、大人は常に柔軟な心持ちで、「ほどほどに」「適度な距離を置いて」こだわりに付き合ってみてください。

変化を楽しめるような働きかけを工夫しよう

こだわりを崩す練習では、今お子さんがこだわっていることを活かしながら、こだわりに微妙な変化を与え、それを楽しめるように働きかけるのが理想的ではないかと考えています。

どんな変化を与えてあげるのがよいか、どうすれば楽しめるかは、お子さんのご様子を見ながら丁寧に工夫していってみてくださいね。

具体的な働きかけに迷われる場合はどうぞご相談ください。

支援のご参考になれば幸いです。

それでは!

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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