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言葉の練習に欠かせない2つのポイント

目次

417-1 ▼ お子さんの言葉が出ないとき

お子さんの言葉が出ない、遅い、語彙が増えない、会話ができない等、言葉についての不安は多くの方からうかがうところです。

発達の指針としてわかりやすいこともあり、集団健診で言葉の遅れを指摘されて・・・ という形で支援につながるご家庭も少なくありません。

言葉を育もうとするとき、大人は、言葉そのものを教えようとします。

そこで、絵本の読み聞かせをしたり、たくさん話しかけたり、絵カードなどを使って単語の練習をしたり、といった働きかけを強化します。

417-2 ▼ 焦らず、ゆったり、のんびりと

そのように言葉を教えてあげることはとても大切な働きかけの一つです。

すぐに身につかなくても焦らず、じっくりゆっくり続けてみてくださいね。

なかなかお子さんの言葉が増えないと、親御さんが必死になりすぎて、親子ともしんどくなってしまうことも間々ありますので、とにかく

焦らず、ゆったり、のんびりと

この姿勢でゆっくり進んでいっていただくのがよろしいかと思います(^ ^)

417-3 ▼ 言葉は身体から生まれる

言葉は、身体から生まれてくるものです。

体感を伴わない言葉は、大人でも使いこなすことは難しいものですよね。

たとえばリンゴの絵を見て「リンゴ」という言葉を教えることは比較的簡単です。

でも、そのリンゴから、「赤い」「丸い」「ツヤツヤ」「甘い」「すっぱい」「冷たい」「歯ざわりがシャクシャク」「木の下に落ちていた」「おばあちゃんがウサギ型に切って出してくれた」・・・ といったさまざまなイメージを連想できるかどうかは、ひとえにその人の体験にかかっています。

言葉を豊かにするのは、「リンゴ」という名前ではなく、この体感のほうです。

お子さんの言葉がなかなか出ないというとき、言葉そのものを教えてあげることももちろん大切です。

と同時に、言葉の土台となる「身体の体験・体感・肌身で味わうもの」も、たくさん経験させてあげていただきたいなと思います。

お子さんの内面世界が豊かに広がれば広がるほど、言葉の形で表現してくれる機会もきっと増えてきますよ。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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