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身体の原理原則とは

身体の原理原則とは

身体の原理原則とは、自分と相手(ヒト・モノ・コト)との関係性において、「身体が感じ取ったもの」が人の心身にどう影響し、どんな行動を惹起するかをまとめたものです。

体感ワークを通して実感できる自分や相手の身体の反応を言語化し、「身体はこういうときにこう感じて、こう反応する」という現象を、わかりやすく一般化してお伝えしています。

誰もの身体が持っている自然な力がベースになっています。

身体の原理原則は何に役立つか

身体の原理原則は、スポーツや医療的ケア、介護や整体など、身体が直接的に関係するフィールドで力を発揮するのはもちろんのこと、育児や仕事、人間関係など、一見すると身体には関係なさそうな場面でも、日常生活を激変させてくれる力を持っています。

その理由は、「人は誰もが自分の身体を使って生きているから」。

人は、誰もが例外なく、自分の身体がキャッチする情報によってあらゆる物事を受け取り、判断し、行動しています。

その身体によって生み出される社会生活において、身体の原理原則を外れた法則がうまくいく可能性は極めて低いのです。

身体の原理原則を捉えることは、育児、仕事、人間関係、家庭生活など、人が創り上げるあらゆる社会活動を理解するために非常に参考になります。

身体の原理原則の特徴

身体の原理原則の最大の特徴は、思考が考えることとの違いです。

わたしたち現代人は、どのような物事もまずは頭で考えて答えを出そうとします。

その同じ物事を身体の原理原則から捉え直すと、思考が考えることとはちょっと違う結論に導かれることもしばしばです。

身体の反応と、思考の考えとは、必ずしも一致しません。

直感的には納得しづらい部分もあるかもしれませんが、体感ワークで確かめてみると、確かに身体はその通りに動きます。

これまで一生懸命に頑張って努力を重ねてもどうしてもうまくいかなかったことが、身体の原理原則からのアプローチに変えただけで、無理なくスルッとうまくいってしまう、といったこともしばしば起こります。

これまで、散々悩んで考えても、どうしてもうまくいかなかったことがある・・・

という方には、一度、思考ではなく身体からのアプローチをお勧めします。

身体の原理原則の得意分野

身体の原理原則は、人間が行うあらゆる活動に当てはめることができますが、特に【コミュニケーション】の分野において絶大な影響を持ちます。

  • 自分と誰か(ヒト)とのコミュニケーション

    例:
    育児における親子関係
    職場の上司や部下との関係
    夫婦関係
    友人関係

    など
  • 自分と何か(モノ・コト)とのコミュニケーション

    例:
    仕事がうまくいかない(=自分と仕事とのコミュニケーションがうまくいかない)
    体調が悪い(=自分と自分の身体とのコミュニケーションがうまくいかない)

    など

コミュニケーションというと、人と人との間の関わり合いだと受け取られることがほとんどですが、実は、人が行うほとんどすべての活動に当てはまる概念です。

身体の原理原則は、あなたが行うすべての「コミュニケーション」に、頭で考えるのとはちょっと違うヒントを教えてくれます。

身体の原理原則の3つの鉄則

1.まずは自分

身体の原理原則でもっとも大切なのは、「まずは自分」ということ。

何をするときにも、自分がどうしたいか、自分がどう感じるか、自分はどうするのが居心地が良いか、を最優先に選択しましょう。

あなたは、育児中に自分を犠牲にして子供のために頑張ったり、自分の素直な感情よりも仕事の都合を優先したり、していませんか?

その状態では、一時的にうまくいったとしても、必ずどこかで限界が来ます。

そんなときは「まずは自分」の原則に立ち戻ってみましょう。

2.動いているところから動く

物事や状況を動かしたいとき、無理に頑張って動かすのは得策ではありません。

身体の波に乗って、「動いているところから動いて」いきましょう。

現代社会は、目的を達成するために、多少無理をしてでも頑張ることが良いこととされています。(例:営業ノルマを達成するために努力する、志望校合格のために受験勉強を頑張る、等)

それも一つの方法ではありますが、身体から見ると実は、最大の能力を発揮できる方法だとは言いづらいのです。

身体に尋ねてみれば、もっとスムーズに、自然に、無理なく、いつの間にかうまくいってしまう方法があります。

3.居心地の良さを大事に

自分の心身が本来の才能をもっとものびのびと自由に発揮するのは、「居心地が良い」とき。

本当の意味で自分の身体と心にとって「居心地の良い」ことは何か? を常に選択していきましょう。

自分以外の誰か・何かを優先し、身体のリズムやペースを無視して頑張ることを続けてきた人は、自分の心と身体にとっての居心地の良さを見失っていることがしばしばあります。

そうなると、人が頼るのは、自分にとって権威があると考える外部の何かです。(たとえば世間が良いというもの、偉い先生が勧めるもの、みんながやっていること、など、など、など。)

それは本当に「あなた自身にとって」居心地の良さを生んでくれるものなのでしょうか?

一つずつ、あなただけの、あなた自身にとっての居心地の良さを見つけていけると良いですね。

身体の原理原則を活用したいときは三輪堂へ

三輪堂は、育児・療育・家族関係・仕事など、あらゆる場面での自他の関わり合いを改善し、あなたがもっとも居心地よくのびのびと過ごすためのメッセージをお届けしています。

  • 今まで自分なりに努力して色々頑張ってきたけれど、どうもうまくいかない。
  • 育児、仕事、人間関係に悩みがある。
  • もっと自分らしく、無理なく生きたい。

そんなときはぜひ三輪堂にお声かけください。

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