順番を待つこと、我慢することは、小さなお子さんにとっては難しいことですね。

今回は、遊びを通して「待つ練習」ができる工夫をお伝えします。

 

 

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1.ボールのやりとり遊び

ボール遊びは、相手がボールを返してくるまで待つ必要がある遊びです。

キャッチボールが代表的ですが、キャッチボールが難しいお子さんには、床を転がってくるボールをつかまえ、また相手に転がし返す、という遊びがよいでしょう。

 

 

2.ラケットを使って打ち合う遊び

バドミントン、卓球、テニスなど、ラケットで打ち合う遊びも、1と同じようにタイミングを待つ必要があります。

ラケットの扱いが難しいお子さんには、風船バドミントンがお勧めです。

 

<風船バドミントン>

風船を天井から釣って、バドミントンのラケットで打ち合います。

風船が動く範囲が決まっているので打ちやすく、打ちそびれても風船が床に落ちないので、いちいち拾う手間がなく、集中力の続きにくいお子さんでもイライラせずに続けられます。

 

 

3.体を使った遊び

5から、または10からカウントダウンしながら、ゼロのタイミングで、抱き上げたりハイタッチしたりジャンプしたりすることで、相手とタイミングを合わせる遊びです。

くすぐられることを楽しめるお子さんには、「いっぽんばしこちょこちょ」などの手遊びで、くすぐられるタイミングを期待させるのも、よい練習になります。

 

 

4.一緒に型はめ

型はめパズルを、自分で勝手にはめるのではなく、指導者の指示ではめていく遊びです。

先に進みたい気持ちを我慢してコントロールする力や、指導者の指示に従う力を育てることにつながります。ものを自分の決めた場所に置きたがるなど、場所にこだわりがあるお子さんのこだわりを崩す効果もありますよ。

「待つ練習」として活用するだけであれば、使う道具は型はめパズルでなくても構いません。お子さんが好きな遊びで、作業を一つずつ繰り返して完成させるタイプの遊びであれば、何でも大丈夫です。

 

 

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生活の中でも、機会をとらえて待つ練習をしていきたいですね。

 

最初から長い時間を待つのは難しいので、まずは短い時間待つ経験をさせましょう。

たとえば行列が長い時は、お父さんがかわりに並んでおき、お母さんとお子さんは別の場所で待ちます。あと1人くらいで順番が来るというタイミングで、お子さんが列に合流します。そうすると、「短時間待って順番を守れた」という経験ができます。

 

「ちょっと待って」「まだだよ」「もう少し」などの表現は、どのくらい待てばよいのかが曖昧で、意味が伝わりにくい場合があります。

可能なら、砂時計の砂が落ちるまで、○時まで、時計の針が数字の6に来るまで、など、具体的なものを示してあげると安心につながります。

 

 

 

他にも、ご家庭でこんな練習をしたらうまくいったよ!という事例があれば、ぜひ教えてください!(^ ^)