入学・進学を控えた時期は、特に新1年生のお子さんをお持ちの保護者の焦りが急に目立ち始めるように思います。
就学までに少しでもできることを増やしてあげたいという保護者のお気持ちは、私もとてもとてもよくわかりますので、保護者のお話を充分に伺いつつ、曖昧な理想論や励ましだけで終わらないように、できるだけ具体的な指導案をご提案するようにしています。

(私も自分の子供を保育園に初めて入れた時や、お友達とうまくいっていない時、先生とうまくいっていない(ように見えた)時など、自分の手の届かないところで何が起きているのかよくわからず、自分が何をしてやれるのかもわからず、とても不安でした。)

 

 

小学校に入学することが一つの大きなターニングポイントになることは確かですが、それでも、就学はただの通過点に過ぎません。入学式までにひらがなが全部読める必要はありませんし、10までの足し算引き算がスムーズにできなくたって構わないのですよ。保護者・指導者の励ましがあれば、後からいくらでも追いついていくことができます!

他にも、お友達と仲良くできるかどうか、環境にうまく馴染めるかどうかなどなど、学業にも生活にも不安は尽きないと思います。不安と課題を切り離して、「悩んでも仕方ないこと」と、「今、少しでも練習できること」とを分けて考えることがポイントです。

 

人の成長は、右肩上がりにまっすぐ進むものではありません。少し成長したと思ったら、しばらく横ばいの期間があって(これがいわゆる「スランプの時期」です)、また上がって、また横ばいになって、時には後退したように見えることもあって・・・といったように、波を持ちながら進んでいくものです。

 

何かできないことがあると、ついその点に気持ちがとらわれがちですが、そういう時こそ意識して、視点・視野・視座を変えるようにしてみていただければと思います。

今、できないように思えることも、少しすると急にできるようになることがあります。発達が追いついてきたり、他のスキルが育ったことで理解力につながったりと、さまざまな理由が考えられます。

何もせずに傍観しているのは時間がもったいないですし、保護者としても「もっとできることがあるのでは?」という悩みにつながりがちです。手をかけずに見守ることが必要な時もありますが、入学・進学に関して練習できることはたくさんありますので、指導方法を変えてみたり、気長に練習を繰り返したり、できない課題は脇に置いて他の課題に取り組んだりして、やるべきことを一つずつこなしていくと良いでしょう。

 

お子さんの力を信頼して、今日できることに一つずつ取り組みながら、一歩ずつ歩いていきましょうね。私も心から応援しています!

 

具体的な支援方法にお困りの場合は、こちらをご参考に、どうぞご相談ください。

ご一緒に、お子さんの才能と可能性をどんなふうに育てていけるかを試行錯誤していきましょう。