最近、気持ちの切り替えに困っている・・・というご相談をいろいろと伺っています。

そういうタイミングなのかな、と思いますので記事を書いてみます。

 

気持ちの切り替えは、日常生活のさまざまな場面で要求されますね。

今回ご紹介するのは、ちょっとしたぐずぐずや、勝負に負けた時の悔しさ、周囲から受けた不快感など、心にたまったマイナスのエネルギーを逃がす事例です。
お子さん一人では切り替えが難しい時も、周囲の大人の方々が時機を逃さずに働きかけてあげることで、日常的にふわっと気持ちを切り替える経験を蓄積できるかと思います。
以下、我が家のドタバタエピソードです。(^ ^;)

 

 

*******

 

 

保育園に登園する時、2歳の娘が激しくぐずり出しました。
理由はもう忘れてしまいましたが、門をくぐる時に母が抱っこしたのが気に入らない、自分で歩きたい、とかなんとか、そんなことだったと思います。

(そんなのどうでもいいじゃん!! と思っちゃいますよね~ ^ ^;
本人にとっては大事なんでしょうが、、、orz)

 

戻ってやり直してあげれば良かったのでしょうが、急いでいたので、抱っこして教室に行ってしまうことにしました。

その時、4歳の兄もぐずり出しました。
このダブルパンチが一番きついんですよね。。。

 

 

*******

 

 

こういう時は、ぐずりが最大になる前に気持ちを切り替えさせることができると、うまくいくことが多いです。

この時は、とっさにカードキーを息子に渡して、「悪いけどこれ持っててくれる?」と頼みました。

 

息子はこのカードキーをとても気に入っていて、「大人になったらぼくにもこれ買ってくれる?」としょっちゅう聞いてきます。カードキーは基本的に子供には触らせないので、それも憧れにつながっているようです。

そんな大切なカードキーを渡されたので、イライラしかけていた気持ちを一瞬忘れてしまったようです。驚いたようにカードキーを受け取ってくれました。

 

 

*******

 

 

ぐずぐずやイライラなどのマイナスのエネルギーは、限界を超えるとパニックやかんしゃくにつながります。

限界に至る「前」の段階で、気持ちの高ぶりをふわっと逃がしてあげることができると理想的です。

気持ちを切り替える成功体験を蓄積することは、お子さんが自分自身で気持ちを切り替えるスキルにもつながります。

 

 

大切なのは、

・タイミングを逃さない

・その場面で一番効果がありそうな働きかけを探る

この2点です。

 

息子の場合は、軽いぐずりが始まった段階で、その日の朝にも執着していたカードキーを渡すことで、うまくマイナスの気持ちを忘れることができました。

 

メール講座の受講生の方からは、お子さんが何かにイライラしている時に、
「まあ、いいか!」
「なーんだ、負けちゃったね!」
と明るく声をかけて一緒に笑い合うと、フッと緊張が抜けて気持ちが切り替えられる、というエピソードを伺いました。
お子さんのご様子をよく見つめて、タイミングを逃さずに働きかけておられる好例ですね。

 

 

*******

 

 

さて、息子のその後です。

 

ぐずる妹をなんとかなだめて教室に届けて、兄のところに戻ってみると、カードキーを首にかけて得意そうにあちこちに押し付けていました。センサーに押し付けて解錠する動作のマネでしょうね。

 

母の顔を見ると、
「ぼくちゃんと守ってたよ!」
とカードキーを返してくれました。

 

その言葉で、カードキーを任されたことは、息子にとって、私が思っている以上に大きなことだったのだと気づきました。

私は「ぐずらせない」ための方便としてカードキーを渡しただけだったので、もっと息子の立場に立った視点も必要だったな、と反省しています。(^ ^;)

 

 

*******

 

 

気持ちの切り替えの苦手さはお子さんによってかなり差がありますので、イライラの様子がわかりにくかったり、効果的な働きかけがなかなか見つからなかったりすることもあると思います。これは、お子さんのことを一番よく知っている保護者や身近な大人の方々にしか見つけられないことですので、ぜひお子さんの心に寄り添ってじっくり見つめていただければと思います。

 

また、(お子さんによると思いますが、)時には思い切り感情を爆発させることも、心を整理するために必要なこともあるのかな、とも思っています。パニックが起きてもあまりがっかりせず、ゆったりと見守ってあげてくださいね。

 

 

 

支援のご参考になればと思います。
それでは!