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叱りすぎたと思っても気にしないで!

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〇〇したほうが良い、しないほうが良い

療育においては、保護者の心得として、○○したほうが良い、○○しないほうが良い、という言い方がよくされます。

たとえば、「どうしてアンタはいつもそうなの!」という叱り方は、わりとよく聞かれる表現です(実際、こんなふうに叱られた経験がおありの方もいらっしゃるのでは。)。

ところがこの表現は、言葉を厳密に受け取る特徴のあるお子さんに対しては、単なる質問として聞こえ、叱責や注意の言葉とは受け取られないことがあります。

ですから、きちんと指導をしたい場合は、「○○せず、□□しなさい」と声かけをする必要があるわけです。

咄嗟に出てしまったら

その点を理解されている親御さんは、ご自分の言葉づかいにいつも気を使っておられます。

ただ、どうしても腹が立った時など、咄嗟に、言ってはいけないとわかっている言い方でお子さんを叱ってしまうこともあると思います。

そのことで悩まれる保護者が多いのですが、瞬間的に言葉が出てしまったなら、それ以上気にする必要はないと考えています。

保護者の精神衛生上、言いたいことを我慢し続けるのはよくありませんし、お子さんにとっても、家庭内のストレスを減らしすぎるのはよくありません。

家庭内の環境が居心地良く整いすぎると、外の世界の高いストレスに対応しづらくなる可能性もあります。

失敗しても軌道修正すればOK!

「どうしてアンタはいつもそうなの!」のあと、保護者のうっぷんを晴らすような形でクドクドと叱り続けるのは、できれば避けていただきたいですが、

一呼吸おいてご自身のお気持ちを落ち着かせてから、冷静な態度で「○○はよくないのでやめてね。かわりに□□してね」と教えてあげていただければ、十分以上に素晴らしい対応だと思います。

何もかも完璧にできることを目指すのではなく、失敗しても上手に軌道修正しながら過ごしていくのが、長い育児人生を穏やかに進んでいくカギです。

何かあってもお一人で悩まれず、身近な方に相談されるなどして、ご自分のお気持ちにゆとりを持たせてあげてくださいね。

  • 療育のセカンドオピニオンが欲しい方
  • 一般的な療育支援分野とは違う角度からアドバイスが欲しい方
  • 漠然とした不安や言葉にしづらい”何か”があってクリアにしたい方

ぜひ一度「オンラインセッション」にお声掛けください。

育児・療育は親子の育ち合いです。
お子さんのお話だけでなく、親御さんのお話を伺うことも大切な時間です。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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